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【MY STORY 5】新たな悩み リライトby植田みかり

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STORY5 新たな悩み

中学になると、またもや転校となりました。

今度は東京から香川県へ。え?四国?言葉違うよね?雰囲気も違うよね?

いじめられたらどうしよう。再び不安がムクムクと。

 

 とにかく目立たないようにしなきゃ。そればかりを考えた日々でした。

 

 ところが、新たな悩みに翻弄されることになろうとは…。

 

 今度の悩みは、何と「成績」悪化。

…ガーン!!!

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 まさかの四国がこんなにお勉強王国だったとは。

特に香川県の教育熱心さは半端なくて。

毎日毎日、部活を頑張って、楽しく青春をやってます!的な中学生活とは、程遠い世界でした。

 

 とにかく、不良なんて全然いなくて、皆、必死に勉強に食らいついていて。

中1の二学期に転校して、いきなり受けた摸試の結果が、何と411人中398番!

ひええええ。

もちろん、三者面談は優しい言葉なんかなくて、

「まずは、勉強をどうにかしましょう」

って。

 

 そうだよね。それ言われちゃうよねと、さすがに反論も出来ず。

 

 東京時代は、むしろガリガリやっていると、ダッサ~い!みたいなイメージだったのに、香川では勉強も部活も手を抜かず、精一杯に頑張る子ばかりで。

 

成績優秀者が人生のエースという風潮もあり、

東京からやって来た「アホの子」みたいに見られていたんじゃないかと、とっても落ち着かなかった日々でした。

そして、人生初、猛勉強をしなければと思ったのでした。

 

 だけど結局、それも、

「周りが勉強をしているから、私も浮かないようにしなきゃ」

そんな考えが根底にあったことは否めないのです。またまた周りに流されていたのね…私。

 

どこも同じだとは思いますが、やはり中学生活の集大成は、何と言っても「高校受験!」一択です。

 

特に地方は、多くの場合が公立高校至上主義で、私立高校は、滑り止めに受けるというイメージです。

東京では、中高一貫校などは私立の難関校が多くて、小学生が塾通いをして、必死に中学受験するけれど、香川では、とにかく公立に命がけです!

 

その頃には、随分香川に馴染んでいた私は、当然香川の公立高校に行くものだと思っていたけれど、

何とここでまた、父が転勤になるらしいとの空気感が漂って来て…。

 

 今度戻ることになりそうなのは、また東京でした。

幸い持ち家もあるし、それなら、最初から東京を受験した方がいいよねって家族会議で決まり、

母と弟と私の三人で、先発隊として東京に引っ越すことに決定したのです。

 

 東京の私立高校を目指すべく勉強が始まったけれど、地方の公立高校受験とは、全く視点が違いました。

東京の私立には、私立特有の難しさがあって。私の頭は混乱してしまいました。

 

 夏期講習のために、毎日毎日長野の合宿所で缶詰生活を送ったり。

そこで私は、どん底に追い詰められてしまって、ああ、もう嫌だ!!!逃げ出したい。だって、成績が伸びなくて、最悪だったから。

 

 家庭教師をつけてもらっても、とにかく数学が伸びず、惨敗状態で。

どんどん、どんどん、勉強が辛くなってしまって、身が入らない状態になってしまい、

最終的に、希望した学校は、何と全敗と言う悲惨な結果になってしまいました。とほほほ。

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