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タイに向けて日本出国までのすったもんだ【入国準備編ラスト】(第3話)byとしゆき

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入国準備編ラスト

 
 
備忘録・時系列、日記形式にしているのでとても長いです。
要所要所で具体的にあれば、直接ご連絡ください😀
 
最大かつ強烈な驚きが週明けに・・。
すべて実話です。
 
今回ポイントというより読み物として。
 
<第1話>
 
https://bit.ly/30niEIN
 
<第2話>
 

 
 
続き

7/27(月)~の出来事

 
 

7/27(月)

さあ、週が明けました。
今週金曜日の朝、バンコクに行くのです。
 
が、週末の便に本当に乗れているのでしょうか・・。
まだ気持ちが落ち着きません、
心臓がいつもドキドキしています。
 
845分の目覚ましで起きた。
早速、スマホでメールをチェックした。
 
すると、、チケットやりとりしているANAの方からメールがきてる、
8:01に、早朝から、何事だろ・・。
 
 
【お伺い】731日(金)羽田バンコク便の搭乗について
 
 
題名の、【お伺い】、に嫌な予感が・・・。
 
そしてメールを読んでいくと、驚愕の・・・
 
 
 
(原文)
『○○様
大変お世話になっております。
昨晩、タイ大使館より○○様は
731日(金)のフライトにご搭乗いただけない旨の連絡を受けました。
 
ご連絡入ってますでしょうか。
 
また、87日(金)のフライトを案内受けているようであれば、
頂いた情報にて87日(金)のフライトで予約作成致します。
状況をお知らせいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。』
はぁ⁉️
 
7/31の便に乗れない⁉️

頭が真っ白。

 
なぜ
昨晩って日曜日の夜に
 
 

このメールに気づいたのは朝の845分。

頭に血が上り、49年生きてきた中で経験のない動揺と衝撃が。
 
そんな中、
9時ジャストに福岡領事館からもメールが入ってきた‼️
 
今度はなんのメールだ・・・
 
 
(原文)
『航空券購入確認書のご送付ありがとうございます。
添付の通りCOEを送信させていただきますのでご確認下さい。
 
出発空港およびタイ入国時の提示書類
1. 入国許可証(COE)
2. 記入済みの申告書
3. 英文の搭乗可能健康証明書(Fit to Fly or Fit to Travel Health Certificate
4. 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書
5. 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万米ドルもしくは1,100万円以上の治療補償額の医療保険。
保険契約証には新型コロナウイルス関連疾病治療費を付保することが明確に記載されていなければなりません。
気をつけてご出発下さい。
在福岡タイ王国総領事館』
 
 
 
え・・・どういうことなんだ⁉️
今度は反対にCOE=入国証明書が送られてきた!
 
COEが発行されて正式にエアチケットが確保されタイ入国ができる。
これが大使館とのやり取りをする最終目的だ。
ゴールだと言ってもいい。
 
でも、どういうことなんだ
7/31の便に乗れないとANAに言ってきてるのは東京大使館。
乗れると言ってきてるのは福岡領事館。
 
意味が全くわからない‼️
どう頭の中を整理したらいいんだ
 
そもそも各大使館/領事館は独立の権限と枠があるはず。
東京がなぜここで⁉️
あ、飛行機の割り当ては東京がやっていると言っていたな・・、
なら独立の枠じゃないのか・・
 
しかし、福岡から送られてきたCOEは間違いないものだと思う。
(初めて見るものだけど多分)
しかも本日7/27の日付で作られている。
 
それも朝9時ぴったりにメールできた。
 
9時ジャストのメール・・。
 
大変お忙しい領事館なのに、領事館の方が
僕に早く送ってあげようというお心遣いさえを感じる。
 
でも昨日の夜に乗れないというメールをANAに・・。
 
9時過ぎにANAにそのことをメールしようとしたら、
ちょうど今、妻めうみがANAに返信してくれた。
さすがめうみだ。
 
COEが間違いなくきているのに、ANAからのメールはどういう意味?と。
そのあと電話もしてくれた。
 
*タイ時間、朝6時過ぎに目が覚め、たまたまメールを見て、
つとめて冷静に考えたが、全くよくわからず、もう聞くしかないと思ってメールした(間違いでしたというのを期待して*byめうみ)
 
 
ANAが言うには、
 
7/23(木)に7/31ANA便への申込みはこれだけあると東京大使館にメールした。
7/26(日)の夜大使館から返信があり、
『○○様(僕の名前)は7/31の便は対象外』
と枠がグレーに網掛け&注釈で文言が書いてあったとのこと。
 
だから、本日朝一知らせようと思いメールした、その理由まではわからない。
 
本来大使館側からお客様に7/31の便に乗ってくださいと具体的に便の指示を言ってきた場合、
変更することは今までなかったので、初めてのケースで驚いている。
また、COEまで発行されて便が変更というのは今までだとありえない。
 
COEの発行をもって航空会社は正式にEチケットを発行できる。
 
だから、初めてのケースでどう対応したらいいか全くわからないので
今大使館に連絡して返事待ちですと。
しかし、東京大使館は朝から電話もずっとつながらずメールも返事がまだこない。」
 
 
僕はANAの言葉を受け、完全にフリーズした。
手も体も震えていて動悸が治まらない。
今週金曜日、4日後のことだから。
 
正直、エアが延期になるだけならなんとも思わない。
 
問題はホテルがずっと予約が埋まっているということ。
ホテルの予約に合わせてエアを取る、このパズルがとても難しい。
みんなが抱えている悩みの一番はここだ。
 
そして、これから出国自体ができなくなるのではないか・・・
という不安も・・・。
 
人生で一番の衝撃と動揺で立っていられず、
体中で震えとストレスでなにもできなくなった。
30分後にANAに進捗はどうか連絡したが大使館からまだ返事がこないと。
 
体調不良を振り絞り、福岡領事館に10時半ごろこの件でメールした。
取り乱した文章で失礼のないように何度も何度も書き直してやっとメールできた。
 
領事館からすぐに返信があった。
(今日明日はタイは祝日で大使館/領事館は休みと言っていたけど、
この件では動いおられるんだな・・と驚いた)
 
 
『ご連絡ありがとうございます。
確認の後改めてご連絡させていただきますので
しばらくお待ちください。』
 
 
領事館はこの件はご存知ではないようだ。
大丈夫です乗れますよ!のお返事ではなかったので、
不安が収まらなかった。
 
福岡領事館発行のCOEは無効になってしまうのか・・?
東京の言っているのが正しいのか?
後ろ向きな考えが出てきて不安が増長した・・。
 
 
家族にはもう二度と会えないのではないか?という気持ちにも陥ってしまった・・・。
 
 
福岡領事館とANAからの連絡待ちがどれだけ、どれだけ長く感じたか。
正直、気絶したかった・・。
(福岡領事館の10:46のお待ちくださいのメールから)
 
その後30分おきにANA2回連絡したが、
東京大使館と電話がつながらない、メール返信来ない・・と。
 
念のために福岡領事館から送られてきたCOEANAに転送し、
くれぐれも東京大使館に転送していただくように伝えた。
COE発行されたのに乗れないのか?訴えください!と。
 
冷静でなかった気がする。
 
 
 

11:24、福岡領事館からメールがきた。

 
 
『○○様
昨日東京大使館からANAに来たメールについては
何らかの手違いにより発信されておりました。
申し訳ございません。
731日にご搭乗いただけるようになっております。
どうぞよろしくお願いいたします。』
 
 
 
この時の喜びというか、なんというか・・、
泣けてさえきた。
めうみにすぐに連絡、大喜びだった。
 
大使館、領事館の皆さん、ANAの皆さん、
本当にありがとうございました。
 
 
ANAにすぐに電話した。
 
「今、福岡からメールきました、今それをANAにも送りました」
「あ、ほんとうですね、これなら間違い無く大丈夫です。
私たちの東京大使館とのやり取りとしては
ANAは東京としかやりとりができないとのこと)、
東京が福岡に確認するので待ってくださいと言う状況でした」
 
電話をいったん切った。
 
 
12:24ANAの責任者らしい方からメールが、
 
「○○様
今朝方のご案内については、大変ご心配をおかけし、
誠に申し訳ございませんでした。
当社△△より先ほど電話でもご案内差し上げましたが、
東京大使館へ再確認の結果、
731の便にご搭乗いただけることを確認いたしました。
急ぎ発券対応を進めておりますため、
Eチケットの発送までお待ちくださいますよう、
改めてお願い申し上げます。」
 
Eチケットは無事夕方発券された。
確認してすぐに福岡領事館に送付した。
 
本日は一気に老けた・・。
寿命が縮まりました*byめうみ
 
なんでこういうことが起こったのかな・・。
 
でもここは大変な中ご対応していただいているから、
ただただ感謝しかありません。
 
 
 

7/29(水)

本日はPCR検査の日。
6時過ぎに自宅をでた。
 
9時スタート。
細い棒を入れる瞬間、息を鼻から出してくださいと、
そうすると鼻の穴が広がって楽にできるようだ。
 
初のPCR検査。
胃カメラが鼻から入らなかったので恐れてたけど、
無事にすっと入ったし痛くなかった。
 
医師もすでに500回くらいやっているから
腕に自信があるとおっしゃっていた。
 
翌日の9時に結果が出る。
PCR検査費用35,750円支払った。
 
 

7/30(木)

840到着、受付にて、
受付の方が担当医師に電話したら、神妙な顔つきになり、
「先生は朝から大変忙しく時間に遅れると思いますがお待ちください」
なぜ神妙な顔をしたんだろ。
私のことで?と思ってしまうくらい待っている間は焦った。
40分待った。
すぐにネガティブだと伝えられた。
 
 
 
出国まですべてが終わった。
残すは明日無事に出国するだけだ。
 
 
出国までは毎日毎日が色んなことや変化がたくさんあって大変だけど、
大使館/領事館、航空会社に心からの敬意と感謝をもって
誠実に丁寧に対応していかないといけない。
 
 
 

◎ポイント

PCR検査の結果をもらう時は、
その場で必ず以下が間違ってないか確認する。
 
・結果発行月日(Issued date
・自分の名前(Client name
・性別(Gender
・誕生日
・自分の年齢
・検査実施日(Laboratory resultexamined on 年月日)
 
最後に医師名のサイン
なぜここまで思ったのか・・、
 
・生年月日
PCR検査日
 
間違っていたから。
 
1回目チェックで生年月日
2回目で検査日
 
しかし連日の増加で医師はとても疲れています。
 
本当に感謝しかありません。
自己責任なのでしっかりとチェックすること。
 
 
その後fit to fitを記入してもらった。
fit to fit certificateはタイ政府HPからのものを印刷した。
 
僕の場合は、
 
・7/29PCRの検査をし、
・7/30PCR検査結果が発行され、
・それを受けて同日7/30にfit to flyの診断書を記入してもらったので
医師の診断日は7/30、
・僕の署名欄の日付も7/30
となった。
 
一番上の枠内箇所(自分の情報など)と、
下部の署名・パスポートナンバーは自分で記入する。
 
医師の記載箇所は、
・上段枠内医師名英字
・上段枠内診断日と時間
・真ん中の3箇所のチェック項目
(患者ではないとか、飛行機普通に乗っていいとか、
特に飛行機に乗る上での要望はないとかの3箇所)
・真ん中あたりの医師名英字
・医師免許ナンバー
・医師の携帯などの電話番号
 
医療機関によっては、
PCR英文検査結果とfit to flyが一体式になっているものもある。
 

本日の支払いは、

fit to fly certificate記入5,500
PCR英文検査結果5,500
 
昨日のPCR検査35,750円と合わせて、
合計46,750円であった。
 
 
 
 

7/31(金)

1050分の便に対して、
ANAカウンターチェックインは8-9:50
7時半に行ったがチェックイン開始していた。
 
並んだら列と途中でANAスタッフの女性が書類をチェックすると。
 
ここでのチェックは、
・パスポート、Eチケット
COE
Declaration Form
・海外旅行保険(covid-1910USDを確認)
PCR(検査日、陰性、医師署名、名前など全て確認)
fit to fly(タイの方の書類はたったの1行しかなかった飛行機乗って良いとだけ、
医療機関によってフォームが違うと言ってた、ここで一律ではないと分かった)
書類全て確認完了で黄色のスティッカーをパスポートに確認の証として挟まれる。
ANAカウンターでは何のために渡航するのか?聞かれた。
Studentのカテゴリーだと言うと、COEを見せてくださいと。
 
荷物は特別便と言えど通常通り
ANA
 
SFCがある
ビジネス32kg✖︎3
エコノミー23kg✖︎3
 
◎SFCない
ビジネス32kg✖︎2
エコノミー23kg✖︎2
 
 

これでやっと出国。

 
夜遅くやタイ休日の27.28日であっても、迅速なメールご対応、
業務開始9時のご連絡など大変な中、
タイ大使館(私は福岡領事館でした)の皆さん、
本当に有難うございました。
そしてANAにも感謝致します。
 
 
 
 
 

出費合計:約76万円

◎海外旅行保険: 17万円(疾病治療費3000万円、COVID-19保障についての表記)
ASQホテル:25.4万円(75,000バーツ)
PCR&Fit to Fly :46,750円
◎飛行機計:264,380円(ビジネスクラス・片道)
◎戸籍謄本郵送取り寄せ:速達と現金書留1000
◎病院・領事館への交通費、ホテル代、買い込み食料など:32,000
 
 
 
 

持参物(現物とコピー3部)

◎婚姻証明書(英訳したもの)
◎出生証明書(英訳したもの)
◎子供の在学証明書(学校に作成してもらった)
◎戸籍謄本(日本語)
◎パスポートとビザページコピー
◎家族全員分のパスポートコピー
T8
Declaration Form(手書きのものと印字のもの2種類)
COE
ASQホテル予約票
PCR英文検査結果
Fit to Fly Certificate
◎海外旅行保険(保険証券とCOVID-19記載文書の2種類)
◎クレカ海外旅行保険付保証明
 
*日本側は戸籍謄本があれば問題ないと思います。
我が家は念のため英訳の出生証明書と婚姻証明書も用意しただけです。
 

最後に・・・

長くなりましたが、必要な方に届いたらという思いで書きました。
私たちもタイ入国にあたり、色々な先人の方の情報に助けられましたので。
 
色々な意見があると思いますが、
我が家はここまでしてタイに戻る理由・・・
 
 
それは
 
ホームベースがタイだからです。
 
家族で一緒に住みたい、その一心です。
 
 

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