17Jan
STORY13 逃避行
とにかく一刻でも早く、大学生になりたかった私は、TOEFL、SATを受けまくりました。
特に、TOEFLは毎月受験が可能でしたし、受けられる限りは受けてやろう!
と、生来の負けず嫌い力を発揮して、チャレンジに継ぐチャレンジをしていました。
どんどん結果が出ると思いきや、これまた壁にぶつかってしまいました。
相変わらず、思ったほど成果が出ないのです。
毎月受けるからと言って目に見えるスコアアップは期待できませんでした。
しかも当時の金額で、1回受験をする度に、1万円かかりました。
私は何と親不孝なのだろう…。さすがに落ち込みました。
当時の両親は、どんな思いだったのだろうと、ふと考えます。私にも子どもがいるからです。
自分としては、
これ以上ない程頑張っているのにどうして結果がついて来ないの?一体何が悪いの?
私は混乱してしまいました。
もう辛すぎる。ここから逃げ出したい!
誰とも会わず、どこにも遊びに行かず、こんなにも努力しているのに…。
それでも頑張るしかない!私はどんどん自分を追い込んで行きました。
その結果、極度のストレスが体を襲うことになってしまったのです。
疲労困憊しているのに、どうしても眠れない。手が震えて字が書けない。
限界でした。
「これ以上頑張ったら、壊れてしまう!」
そう思った私は、何もかも放り出し、東北に住む友人宅に逃げ出してしまいました。
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